2010年3月28日日曜日

純米吟醸「菊池川」新作発表会















本日は、純米吟醸「菊池川」の新作発表会に行きました。
「菊池川」を販売されている菊池川流域の酒屋さんの会が、売り上げ1本に付20円を、NPOいのち一番の森に、寄付してくださることになっています。10円は消費者、10円は酒屋さんからの寄付になります。















今年の新作の発表会で、昨年の販売分の寄付金の贈呈を受けました。




















「菊池川」は菊池川源流の水を使用していますが、菊池川源流の水は流域の森が作っていますので、「菊池川」が森の恵みであることは間違いありませんね。
「菊池川」を飲まれる時は、菊池川上流の森にも思いを馳せて、感謝の気持ちを送ってみてください。
あなたの気持ちは、必ず森に届くと思いますよ。















私たち、いのち一番の森が、管理しているのは、わずか2.8ヘクタールの森に過ぎませんので、私たちの活動で菊池川の水がすぐにきれいになることはありませんが、森と水を大切にする生き方が少しでも多くの人に広まるよう、本当に微力ですが、地道に活動を続けて行きたいと思います。
菊池川販売会の皆様、ありがとうございます。
読者の皆さん、純米吟醸「菊池川」是非お試し下さい。

2010年3月23日火曜日

メアサ探訪




















今日は、雨なので仕事は休みにして、フィリップさんに、いのち一番の森に植えたメアサとナンゴウヒの巨木を見せるために幣立神社と高千穂神社に行ってきました。
もっと近いところの神社でもたぶん見れると思いますが、残念ながら私はほかに良い場所を知りません。
どちらの神社もパワースポットとして有名(?)なところなので、そのことも含めてフィリップさんには説明しました。
上は、幣立神社のメアサ。「五百枝杉」と表示してあります。樹齢の表示には気がつきませんでした。
前回訪問時の写真には、オーブがたくさん写っていましたが、今回は写って無くてオーブファンとしては残念でした。




















こちらは、高千穂神社のメアサ。樹齢800年と平成4年に宮崎県が表示しています。
どちらも、写真のアングルがよくないので、巨木の雰囲気が伝わらないのが残念です。
読者の皆さんも、機会があれば是非見に行ってください。

2010年3月22日月曜日

料理教室















今日は、会員の山川純子さんを先生に、同じく会員の渡辺さんファミリーに参加いただいて、ミニ料理教室を開きました。
まずは、ゴマ豆腐に使う蓬つみから、始めます。
純子さんは、ワーキングホリデイで滞在しているオーストラリアから一時帰国中で、自転車で九州一周の途中です。
この日は、小学校5年生の啓太郎君も含めて、英語で国際交流の一日でした。
英検3級の啓太郎君が次々に繰り出す難解な英単語に、フィリップさんも驚きの連続でした。
私もビックリでした。私より使える単語が多いようです。















佐代美さんも、加わり次々と春らしい料理が出来上がっていきます。
この日の詳しい様子は、心耕自然農園のブログにアップしますので、そちらをご覧下さい。
















昼食会の後は、フィリップさんの火熾しワークショップです。
何回見てもマジックですね。いとも簡単に火が熾きます。
純子さん、渡辺さんファミリー、みんな挑戦しましたが、成功しませんでした。
ちょっと力が必要なので、普通の小学生には、無理かもしれません。















最初は、犬を怖がっていた啓太郎君も、帰る前にはすっかり犬好きになったようです。
今日の料理教室は、将来NPOでこのようなワークショップをやっていくための練習のようなものなので、広く参加募集はしませんでした。
ご協力いただいた、純子さん、渡辺さんファミリー、佐代美さん、ありがとうございました。

2010年3月21日日曜日

野村さんファミリー















昨年の植林の際に、泊り込みで手伝ってくれた野村響君が、ご両親と一緒にいのち一番の森を見に来てくれました。
お父さん(野村哲也さん)が代表して、いのち一番の森の会員になっていただいています。
ご両親は、若いころに電気の無い生活をされていたことがあり、フィリップさんの火熾しの技に深く感じるものがあったようです。
早速、お父さんが挑戦。















なんと、1回目のチャレンジで、見事に火がつきました。
実は、初挑戦で成功したのは、野村さんが初めてです。
いやあ、やはり只者ではないという感じですね。















響君、お母さんも挑戦しましたが、残念ながらもう少しでした。
この後、お父さんは再度挑戦しましたが、2回目の成功はなりませんでした。
常に成功するには、やはり練習とコツの習得が必要なようです。
野村さんは、自分で道具を作ってやってみるといっていましたので、ひょっとして、はまってしまうかもしれませんね。
野村家の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。

2010年3月19日金曜日

クマイチゴ除去は続く















15日までで1周年記念イベントは終わりましたが、クマイチゴはまだまだたくさん残っています。
フィリップさんと二人で、せっせとクマイチゴを引き抜いています。
これは、根を1メートル以上引き抜くことが出来ました。根はもっと長いのですが、途中で切れます。
切れて残った根から新しい芽が出ます。本当にすごい生命力ですね。
フィリップさんは、春の陽気に誘われてノースリーブですが、これは真似しないでくださいね。
ヨーロッパの人は、日光に当たるのが大好きですから、特別に大目に見ていますが、山での作業は長袖が基本です。
私もフィリップさんも、脚はクマイチゴの棘で切り傷だらけになっています。ズボンの上からでも刺さります。
21日までかけて、去年から生えている大きいのを一応全部取り除きました。
4月からは、今年芽を出したクマイチゴを除去していきます。
ボランティア大歓迎です。

2010年3月16日火曜日

火熾し















1周年記念イベントで350本の補植も無事終了し、ほっと一息入れています。
今日は、森づくりボランティアネットの藤本さんが、事後指導に来てくれました。
藤本さんには、森づくりなどについて、いつも助言や御協力をいただいています。
直接の訪問目的とは違うのですが、すこし時間をいただいて、フィリップさんの火熾しワークショップを見ていただいて、ご感想とご意見をいただきました。















藤本さんは、御自身も炭焼きのワークショップをされるので、フィリップさんと意気投合し、話も弾みます。
藤本さんの感想。「血が騒ぎますね。」
実は、我が家のすぐ近くの森で間伐作業をしている若い山師さんも、たまたま我が家に立ち寄ったのですが、仕事に戻るのを忘れてフィリップさんの火起こしを見学していきました。時間があれば自分もやってみたそうでしたよ。
藤本さん、山師さん、次の機会に挑戦してみてくださいね。

2010年3月15日月曜日

1周年記念イベント5日目

5日目は、朝から生憎の雨。
しかし、雨の中でも参加したいという熱心な方がおられたので、雨天決行です。














平島さんのオリエンテーションの後、今日の目標100本を植えて行きます。















雨の中、参加していただいた、ものづくり塾の佐藤さん(右)と原嶋さん。
最後の300本目は、見晴らしの良い崖っぷちに植えました。















昼食の後は、フィリップさんのワークショップです。
今日は、ものづくり塾のお二人のために、火熾し道具の作り方も含めたロングバージョンです。















火熾し実演も、昨日の轍を踏まないよう枯れ草も十分乾燥させて臨みました。















見事に一発で着火。















感動覚めやらぬ佐藤さん、早速挑戦。
もう少しのところまで行くのですが、残念ながら成功はしませんでした。
この火熾しは簡単な用で簡単ではないところがいいんですね。
根気と体力若しくは練習が必要です。















佐藤さんから、日本の子供たちに是非教えたいとの申し出があり、セット一式をフィリップさんからプレゼント。
いのち一番の森でも、このフィリップさんから教えていただいた火熾しワークショップを引き継いで広めて行きたいと思っていますが、佐藤さんのものづくり塾でも取り組んでいただけるとなると、フィリップ式火熾しが、日本中に広まるのは時間の問題です。楽しみですね。















お返しに、お二人からイグサを使った小物入れの作り方を教えていただきました。
最後は、めぐみの雨で、無事、350本のメアサとナンゴウヒを植えることが出来ました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

2010年3月14日日曜日

1周年記念イベント4日目

1周年記念イベント4日目の朝はこんな感じでした。















9時ごろは陽射しが無く肌寒かったのですが、10時過ぎにはぽかぽか陽気に変わりました。
この時期、山の天気は変わりやすいので、山でボランティアする時は、体温調整の出来る重ね着がすごしやすいです。














この日は、総勢7名で100本のメアサを植えました。
参加者の方のアップ写真は、心耕自然農園のブログを見てください。
http://shinkoshizennoen.blogspot.com/















昼食後は、フィリップさんのワークショップです。
実は、この日は、火をつける枯れ草が外気の湿気を吸って湿っていたため、火種からの着火に3回も失敗しました。




















園山さんも頑張って挑戦しました。















さくらさんは、マグネシウム棒での火熾しに挑戦。
でもなかなか着火しません。
フィリップさんの実演を見ていると簡単に火がつくんですがねえ。

今日は4名も参加していただいて、楽しい1日でした。
森の木たちも喜んでいたと思います。
参加していただいた皆さんありがとうございます。

2010年3月13日土曜日

1周年記念イベント3日目















本日は、生憎の雨模様。
一般の参加者はいないので、私、平島さん、フィリップさんの3人で雨の中クマイチゴの除去作業です。















それにしても、クマイチゴの生命力は凄い。
日々、勢いを増しています。
つい先日までは、枯れたようにしていたのに、ほとんどがみどりの新芽をつけています。
地表には、四方に広がった根から新しい芽が出てきています。





























平島さんも、フィリップさんも、私も黙々とクマイチゴを引き抜いた3日目でした。

2010年3月12日金曜日

1周年記念イベント2日目 その2

午後は、フィリップさんのアウトドアライフワークショップです。















まずは、原始の火起こしのデモンストレーション。
本当に簡単に、あっという間に火が起こります。















まずは、永野さんが挑戦。
左手の位置など、コツを教わります。














出足好調。煙も出始めました。















が、残念ながら、途中で息切れ。
皆さんもやってみるとわかりますが、これってなかなか大変。















私、和恵、平島さん、みんなで挑戦して、今日は、和恵が火種つくりに成功。
黒くなっているところが、火種です。
この火種を、大事に育てて、















用意した枯れ草に移し、火種が消えないように、空気を入れて















ヤッタ。
見事に火が着きました。
主催者としては、誰でも火を起こせることが証明できて一安心。
フィリップさんには、この他にも、火打石や火打ち鉄を使った火の起こし方も教えていただきました。















火起こしの次は、アウトドアでのパン作り。
今日は、2度目の練りから焼きあがるまでを教えていただきます。















この火加減は、実地に焼いて覚えるしかないですね。
楽しいおしゃべりをしながらも、火加減への集中力は途切れません。















ちょっとタネの量が多すぎて少し蓋に触れてしまったので、チョットだけ焦げましたが、おいしく焼きあがりました。
実は、昼食にみんなで昨日焼いたパンを食べたので、おいしさは証明済みです。
楽しく時は過ぎて、午後2時終了の予定が、パンが焼きあがったのは午後4時でした。

永野さん、参加していただいてありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

1周年記念イベント2日目 その1

本日は、熊本市から永野さんが参加してくださいました。
森林ボランティアは初めてということなので、ボランティアリーダーの平島さんがマンツーマンで指導します。












































穴を掘って、土をかぶせて、しかっり踏み込んで、はい1本終わりました。
1本1本丁寧に、愛情をこめて植えていただきました。
今日は、4人で100本植えた後、午前中はクマイチゴの除去作業です。















地表部はとげがあるので、唐鍬で、ちょっと根を持ち上げて、根を持って引き抜きます。















作業の後の食事は格別においしいですね。
(その2に続く)

2010年3月11日木曜日

1周年記念イベント初日

3月15日までの1周年記念イベントの初日は、昨日積もった雪の影響で、午前中は火起しワークショップです。




















とはいっても、本日は一般参加者はいないので、私と和恵がフィリップさんから火の起し方を習いました。フィリップさんの実演を見たときは簡単に見えたのですが、これはなかなか大変な仕事です。




















上の写真、火お越しに成功して笑っているわけではありません。
なぜか弓を回している間、顔の筋肉に力が入ってしまい、顔の筋肉が疲れて緩んでしまったようです。
結局私は、本日はギブアップです。















続いて和恵が挑戦。
煙が出て、もう少しのところまで行きましたが、残念ながら成功しませんでした。
















午後は、ナンゴウヒの補植をしました。
まず根切りをして、枯れた杉のところに植えていきます。
















ナンゴウヒというのは、九州北部の神社の境内に巨木としてよく見られるヒノキです。
二百年、三百年の歳月を超えて成長できる木です。
今日植えた50本のうち、何本かはそんな大木に育ってくれると信じています。