2015年8月17日月曜日

水源の森 下刈り一年目 総集編その2

会員の皆さん、8月15日にいのち一番の森通信第25号を印刷、発送しました。
 通信では写真があまり良くないので、ブログアップします!と書いてしまった(笑)ので、あわてて更新しています。
 前回の通信発行時は5月17日まで更新しています。 そこまでさかのぼって楽しんで下さい。 ただ今回は、下刈り作業時に撮ったり、天候が悪かったりして、一眼レフのカメラを持って行けなかったので、腕はともかく写真のクリアさは今一ですが、、、。

森の入口にある「ゆずり葉」の株
この森がこれからず〜〜〜っと世代を繋げていけますように
「ジャケツイバラ」
「クマイチゴ」
ジャケツイバラ、クマイチゴ、タラ、ヤマフジ、、、、、、
下刈りストレスMAXマッス 笑
梅雨の豪雨で押し流された伐採残渣の山
渓流から向こうの道は2m程の幅があったのですが、渡るとすぐは押し出された残渣で人がやっと一人通られるだけになっています。渓流の幅もどんだけ広がったの?というくらい大量の雨水が流れたことが想像できます。
目には見えないけど、水の力の大きさが迫ってきます。


新しく植林したエリアをぐるっと囲むように、トゲトゲの植物だけで垣根を作るように囲っちゃったら、鹿も猪もウサギも入って来れないんじゃないかと思うんですよ。鹿ネットより効果あるじゃない?なんて、
下刈りが終わって一番不安なことは、鹿が入りやすいように道を造ってやってしまったのではないかということ。
上の林道沿いにトゲトゲ自然垣根作ろうかな=(結構本気)
あ、それと「林内立ち入り禁止」のトラロープ、風に揺らぐロープは鹿も足に絡まるかもと用心する?いのち一番の森では、山菜採りの人間も入らなくなったけど鹿の食害も減ったような? 気のせい?ははは


最初の日に見つけたマタタビ
ただ今焼酎漬け一ヶ月経過。おいしくな〜〜れ


これは林道沿いにあった「クサギ」結構大きなエリアで繁殖していたのですが、植林した木に邪魔になるところは刈って、林道脇に一株だけ残しました。
(森林管理署の管理エリアです。森林管理署の方切らないで〜〜!)
この葉は食用になります。
株がまだ小さいので花が咲いていませんが、大きくなるとこの時期きれいな白い花があじさいの様なふさ状につきます。秋になると赤紫の実がつきますが、草木染めに使うとそれはきれいなトルコブルーの様な青色が出てきます。
12月生まれの私の誕生色です。来年できるかな?

ということで、ブログ更新編終わります。 今度は一眼レフのカメラで、澄み切った秋の写真撮りに行きたいです。

水源の森 下刈り一年目 総集編その1

7月17日から8月16日の間の18日間をかけて水源の森の下刈りを行ないました。
施業完了検査の為に撮った写真の中から「劇的?笑 before&after」をお届けします。
上が施業前、下が施業後です。「全然変わらんじゃん」とか言わないで下さいね。笑
サクラの丘

サクラの丘から南を望む

集落の農業用用水路側からサクラの丘を望む

同じ位置からサクラの丘から見た南側部分


そのさらに南側


昨日最後に終わった部分

ここは昨日刈ったばかりなので、枯れ上がった写真がありません。
渓流の向こう側

事務局二人でやれるのか! やれました!
後6回、これから年を重ねるごとにだんだん勢いを増してくる草と戦う為には、何より体作りが肝心です。

こんなこととか
 こんなこともしないといけないし
後継者が見つかるといいな〜〜。いや今どこかで準備してるに違いない!

2015年8月16日日曜日

水源の森 下刈り番外編

下刈りも終わったことで、来年にむけての記録の為に

これは私(和恵)が使っている刈り払い機です。
手前は◯山というメーカーのもので、地区の共同作業などに使うため地区組合から支給されたものです。超軽量ということで軽いですがエンジンが小さいので長期間使用するとエンジンがくたびれてきます。

奥は◯ノアの一番軽い型のものです。エンジンは大きいので安定して使えるとか体に負担が少ないとか、いろいろ売り文句があります。

以前の刈り払いでは◯山のを使っていたのですが、エンジンがくたびれるのが早くて、一昨年新たに購入したものです。

ところが、今年の刈り払いでは、何と◯山の方が使い勝手が良かったです。
◯ノアのは購入した当初は良かったのですが、このごろエンジンやオイルタンク、スロットルの調整がぶれてきているのか、使っていて何となく「おかしいよな〜〜〜」と思うことが多く、同じ刃を付けても◯山はぶれないのに、◯ノアは振動が大きく感じます。
農機具屋さんに見てもらったのですが、こんなもんだと思いますよとのこと。
でも何か違和感があるので、◯山さんに頑張ってもらいました。

結局下刈りは18日間しましたが、16日目くらいまで◯山で通しました。さすが後半はだましだまし使いましたが、、、。

労働基準法では刈り払い機を使う作業は一日2時間までと決められています。それではどうしても作業が進まないので、今期は燃料タンク3回休憩を含んで一日最大5時間の作業でした。

この程度の作業なら、よく切れる刃を使えば◯山さんでも充分に期待に答えてくれましたし、軽いので◯ノアより体への負担が小さかったと感じます。
要は「切れる刃」を使うことにたどり着きました。



これは造林鎌
左二つが普通のもの。右の小さいものは、ボランティア用に軽くする為柄や刃が小さくなっています。でも使い勝手は普通のものの方がいいと思います。


山用地下足袋。
傾斜地でも滑らないようにスパイクピンが打ってあります。
私はサイズが23.5センチなのですが、23センチの次は24センチしか無くやむなく少し大きめです。24.5センチはあるのにどうして〜〜〜?メーカーさん作ってよ!!
ちなみに順一はスパイク付き+防水の地下足袋です。が、晴れた日はゴムがやけて暑い!!!のが難点と言っておりました。

下刈り携帯救急用品
この中でもやっぱポイズンリムーバーとスズメバチ除けスプレー、副腎皮質ホルモン系塗り薬は外せません。


今回もお世話になりました。ポイズンリムーバー
といっても、別案件に当たっていた時にアブに刺された順一

私は、作業中にアブにやられました。
ポイズンリムーバーで随分吸い出したと思いましたが、それでも残っていたようでこれは翌日の患部。これから2〜3日痛痒かったです。

スズメバチは怖いですが、アブも結構たちが悪いです。
でもこれだけで済んで良かったです。まずはほぼ無事に下刈りが終わったことに感謝

水源の森 下刈り5 ついに下刈り終了

今日は午前中何とか天気も保ちそうだということで、下刈り作業へ 4日も作業していなかったので、体が「行きたくな〜〜い」って言ってるみたいです。笑

結構傾斜があるのと、伐採の後の残サが一番残っているエリアで尚かつ上の山から雨の時は大量の雨水が流れ込む沢が2本も入り込んでいるので、地形が荒れやすく水源の森の下刈りでは難易度が一番高いと思っています。
そんな中でこの草むらから
一本を見つけだすのは、「はあ〜〜〜 疲れる」です。

それでも思ったより早く進み、当初は2日はかかるかなと思っていたのが今日一日で終わりそうです。

最後の最後は、刈り払い機に燃料を入れる程でもないのと、傾斜があるので、造林鎌で仕上げました。
しかし造林鎌で刈るには、それなりの地ごしらえがしていないと、枯れ枝に鎌がかかって効率が悪いです。今の地ごしらえでは造林鎌はなかなか使えません。
それでも何とか全部二人でやり終えました!!!!!!
「いぇ〜〜〜い」

2015年8月15日土曜日

第25号通信発行

後もう少しで下刈り終わり!というところではありますが、12日から暫く天候がくずれるということと、お盆ということで、12日から15日まで山行きは中断し、おくれていたNPOの通信発行業務に当たることにしました。

「やっつけ仕事ではいけない!」と思うものの、文書を考えるのはなかなか大変です。
従来なら順一一人で原稿作成に当たっていたのですが、発行が間に合わないかも!ということで、私も参加。
順一がパソコンの前で文章考えている間、私は畳に横になりながら夢の中で「睡眠執筆」に当たっておりました。笑

何とかかんとか原稿完成!
県民交流センター パレアの 印刷室で印刷

綴じて、封筒に入れて、発送も終了
後は、残りの下刈りと、通信の印刷では写真の解像度が悪いので、ブログを更新して、何とか現地の様子をお伝えできるよう写真をアップする仕事が残ってます。
(という訳で、今ブログ更新しています。笑 )

2015年8月9日日曜日

水源の森 下刈り4

 渓流の向こうのエリアは、傾斜がなだらかなこともあって、8月4日〜7日の4日間で終わることができました。


柔らかい草丈の高いものが多く、こんな中からウサギの食害にあって20〜30センチ程になってしまった苗を探すのは、ストレスMAXです。
写真の中に「きゃ〜〜〜切っちゃった!!」という声が聞こえませんか?笑

そして今日からはサクラの丘の北エリアから残り最後のエリアです。
一番傾斜が急で、自分達の手に負えるか迷ったところです。
(写真は、11日まで作業した後のものです)

2015年8月8日土曜日

熊本県森林インストラクター養成講座8期生のみなさん いらっしゃい!

今日は、熊本県森林インストラクター養成講座第8期生(平成26年度受講生)の自主研修として、いのち一番の森と木護水源の森を見学していただきました。

お天気に恵まれ過ぎて、猛暑日。当初は下刈りの体験も入れていましたが、大事をとって中止し、 NPOの紹介と森の見学、意見交換となりました。

農園の上の林道からいのち一番の森を望む
木護水源の森見学
下刈り施業進行中で〜〜す。

NPOの通信の表紙に使わせていただく為、皆さんで記念撮影。
ほんとにいいお天気過ぎです。

さすがインストラクター候補生
少しでも体験をと鎌を振るう人出現。

おしょろトンボも研修参加です。笑

その後は、メンバーの一人をインストラクターに(といっても、この方は昨年の養成講座の担当職員だった方で、山の専門家です。それでも厳しい県の基準に乗っ取って、今年9期生として受講生に名を連ねられているそうですよ。)メアサやナンゴウヒ、エドヒガンザクラの植えていあるエリアまで見学会。

皆さん目が真剣ですね!!
「メアサと綾杉では葉の形状が、ここんとこ、外にふくらんでるとか、そうじゃないとか、、」「ふむふむ」
「ヤマザクラとエドヒガンザクラでは蜜腺の位置が違うんですよ〜」
「ほう〜〜〜これですか」
NPOの森をフィールドに何かお役に立てたでしょうか?
私たちも逆にいろいろアイディアをいただいたりして、勉強に成りました。
皆さんありがとうございました。

針葉樹と広葉樹の混交林これからどう変化して行くか、時々また見にきて下さい。



そして自宅に帰ったら、ラッキーが「よよいのよい!の盆踊り」?安心しきった寝姿を見せてくれて、爆笑 お腹冷やすなよ!!!