2015年3月30日月曜日

木護水源の森植林始まりました。

木護水源の森最初の一本が地に足をつけました。

ヤマザクラの苗です。
始めに境界沿いに植えて行く計画です。

水源になる渓流まで

山仕事60年以上のベテランおじいちゃん。
休憩時には、いろいろお話を伺いました。

クヌギの苗はまだ根先にドングリを抱えているものがあり、それを狙ってお腹をすかせた猪が植えたはしから掘り返すことがあるのだそうです。

私たちのNPOの仕事の前に請け負った山でもそんな被害があり、完了検査直前にやられたので、「そりゃまあ、てえへんじゃった〜」と。

4月に入ると暫く雨が続く予報です。
ヤマザクラ、コナラが終わったら、クヌギです。
猪さんが、植林に協力してくれますよう、また作業員の方が、体長万全で乗り切っていただけるよう山の神様におねがいします。

2015年3月29日日曜日

いのち一番の森、杉の初仕事

菊池市泗水町に住吉日吉神社というお社があります。

熊本県内でも歴史のある神社です。

この神社では25年に一度「御遷宮」といって、祀られている神様が3つの神輿に乗り、氏子の住む地域をめぐる祭祀があります。

今年はその祭祀の年に当たり、氏子の皆さん一生に何度参加できるかわからない行事とあって早くから準備に当たって来られました。

御神行行列がめぐるルートには地区ごとに4つの門が立てられるのだそうです。
飾り門は杉の若葉で彩られるのだそうですが、5〜6年生の若杉の葉が最適なのだそうです。

今回その中の一地区に、私たちNPOの会員さんがおられ、杉の若葉を探しておられるということで、森の杉がお祭りの加勢をさせていただくことになりました。

3月21日、作業当日。朝早くから15名程の方が作業に来られました。


杉の下葉を刈り取り、積み込み。
地元に持ち帰って早速飾り付け開始
3月29日、祭祀当日には立派な門が完成していました。
地区の皆さんが見守る中、長老中堅は地区の代表として、小さい子は稚児さんとして、若者は神輿を担ぎ、女性は華やかな踊りで行列を囃し、氏子の皆さん一体となったお祭りに何だか熱いものを感じました。

次回は2040年です。

2015年3月28日土曜日

木護水源の森 植林スタートします。

なかなかブログ更新できず申し訳ありません。

NPOの会員の皆様には、会報でお知らせしていますが、木護地区の重要な水源になっている森でもあることから、「いのち一番の森」で植林をすることになりました。

書類審査をへて、3月植林にこぎつけました。

会員さん他NPOの連絡先がわかる方で植林体験してみたいと思われる方は、御連絡おまちしています。

以下私のフェイスブックからのコピーです。


悪天候で延び延びになっていた、「木護水源の森」の植林がいよいよ来週(3月30日)からスタートします。
植林地から直線1キロも行くと、もう大分県。晴れた日には島原、天草まで見渡せる気持ちのいい場所です。
3月26日には、苗木が搬入され、仮植されました。
植林は概ね4月10日くらいまで続く予定です。

今回はボランティアは募集しませんが、植林体験がしてみたいという方がいらっしゃればお知らせ下さい。日程等調整がつけば、一緒に作業しましょう。
但し保険には加入しませんので、自己責任になります。その旨御了承下さいね。



2月の事前打ち合わせの様子


遥か彼方に有明海、天草を望みます。
少し先に見える若い森が、6年前に植林した「いのち一番の森」です。


3月26日 苗木が搬入されました。


来週からの植林本番まで、仮の寝床でしばし休憩です。